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【最新2025年9月】車両盗難対策|リレーアタック・CANインベーダーの仕組み

2025.09.26
中古車ニュース

リレーアタックとCANインベーダーを解説|今すぐできる盗難対策

スマートキーや車の電子機器が狙われる時代です。ここでは「何ができるか」と「すぐできる対策」を解説します。

リレーアタック(Keyless relay attack)

家の中にあるスマートキーの電波を外で受け取り、車にその電波を中継して「キーが近くにいる」とだます手口です。鍵を壊さずにドアを開け、ボタンでエンジンをかけられる車が狙われます。

リレーアタックのイメージ図:2台の小型機器で電波を中継している図

リレーアタックで「できること」

  • ドアの解錠(鍵を持っていなくても開く)
  • ボタン始動の車はそのままエンジンをかけられることがある
  • 痕跡が少なく気づきにくい

簡単な防ぎ方(すぐできる)

  1. スマートキーは、電波遮断袋やアルミ缶の中に蓋をして保管する。
  2. 夜間は明るい場所・監視カメラのある場所に停める。
  3. ハンドルロックやタイヤロックなど物理的ロックを併用する。

CANインベーダー(CANバス攻撃)

車の中には部品データをやり取りする線(CAN:コントローラ・エリア・ネットワーク)があります。その線にアクセスして信号を偽装する方法がCANインベーダーです。内部の通信を操作すると、ドアや一部機能、場合によっては始動に関わる命令を出せることがあります。

CANバスに接続された機器のイメージ:配線とECUの簡易図

CANインベーダーで「できること」

  • ライトやワイパー、警報の操作を誤作動させる
  • ドアロックを解除する信号を送ることができる場合がある
  • 条件が揃えば、始動に関する信号も操作できる可能性がある(車種・対策次第)

簡単な防ぎ方(すぐできる)

  1. メーカーが出すソフト(ファーム)更新を受ける。定期的にディーラーで確認。
  2. 中古で買う車や古い車は点検時にCAN周りの防御状況を確認する。
  3. OBD端子やECU周辺の物理的保護(カバー・封印)を検討する。
  4. 心配なら整備工場に相談し、ゲートウェイ分離や追加の防御を依頼する。費用は車種で変わる。

すぐできる簡単チェックリスト

  • スマートキーを電波遮断袋に入れて保管したか?
  • 車のソフト更新を受けているか?
  • ハンドルロックやタイヤロックを使っているか?
  • 駐車場所は明るく人の目があるか?監視カメラはあるか?
  • OBD端子にカバーがあるか?普段から端子がむき出しでないか確認

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まとめ(短く)

近年は鍵を壊すより「電波」や「車の内部ネットワーク」を狙う盗難が増えています。まずは スマートキーの保護・車のソフト更新・物理ロック を優先しましょう。不安な時はディーラーや警察・保険会社に相談してください。

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